北海道でカーポートは必要なの?デメリットについてもご紹介!

カーポートというもの知らない方もいらっしゃるでしょう。

カーポートとは、紫外線や雨などから愛車を守る、柱でできた駐車専用の屋根のことです。そして今回は、そのカーポートの必要性やデメリットに対する対策などについてお話しします。


カーポートは必要?

カーポートは必要?

カーポートがない家もたくさんありますが、実際にカーポートは必要なのでしょうか。

雪国と降水確率が低い地域とではその重要性が違うように、住む場所や環境によってカーポートの役割も変わってきます。

雪や悪天候の多い北海道ならではの、カーポートの必要性や目的についてお話しします。

まず一般的に、カーポートがあることによって雨風を避けて乗り降りができます。

玄関から繋がるように設置すれば、重たい荷物や子供と一緒の時でも、濡れずに安心して乗車できます。

楽に荷物の持ち運びができるのは、カーポートのメリットと言えるでしょう。


次に、冬のお出かけがスムーズになります。

北海道のような豪雪地帯では、車の屋根に積もった雪を下ろしたり、フロントガラスにできた霜がなかなか溶けなかったりと出発するのにも一苦労です。


しかし、カーポートを設置することで、これらの除雪作業の手間が省けます。

特に朝の忙しい時間帯には、とても助かりますね。


カーポートのデメリットとは?

カーポートのデメリットとは?

しかし、愛車を守るといっても金額が高いのも事実です。

実際に「カーポートを作った後にいらなかったかもしれない」と後悔するケースもあります。

ここでは、そんなデメリットと対処法についてお話しします。

よくあるデメリットの1つが、スペースを取ってしまうケースです。

カーポートを設置すると、その分庭の面積を取ってしまいます。

歩行や乗り降りがしづらくなることも考えられますね。

そこで大事なのが、家とカーポートの位置関係、庭の広さなどを設置する前に熟考することです。


車から乗り降りするスペース、歩行のスペースが十分に取れていることを確認しましょう。

次に多いデメリットは、圧迫感が出て玄関前が暗くなることです。

屋根があることで窮屈に感じてしまったり、カーポートの周囲に日陰ができて暗く感じてしまったりするケースもあります。

そんな場合は明るい色の柱や屋根材を使ったり、遮光性の高い屋根材を使ったりすると良いでしょう。

柱を高くすることで、屋根の位置を上にし、開放感を演出することも可能ですね。


まとめこのようにカーポートについて紹介しましたが、実際にどこを頼って注文すればいいのか分かりづらいでしょう。そんな時は、ぜひ当社までご相談ください。北海道で生まれ育った社長を筆頭に、お客様の環境とご要望に合わせたサービスを提供させて頂きます。
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3000万円の家を建てるのに年収はいくら必要か解説します!

住宅を購入する際には、多くの方が住宅ローンを借り入れます。
住宅ローンの借り入れ額には、年収によって目安額があります。
今回は、住宅ローンを借り入れて3000万円の家を建てるのには、年収がいくら必要かについて解説します。
ぜひ参考にしてください。

□3000万円の住宅ローンを組める年収とは

住宅ローンを借り入れる際には、多くの場合、「返済負担率」を基準とします。
「返済負担率」とは、年収に対して、年間の住宅ローン返済額が占める割合のことを指します。
また、返済負担率の理想的な目安は20パーセント、無理なく返済するには高くても25パーセントまでに設定すると良いとされています。

年収400万円、返済負担率20パーセントの場合、返済額は以下の通りになります。
年間返済額=400万円×20パーセント=80万円
毎月の返済額=80万円÷12か月=66666円

では、3000万円の住宅ローンを借り入れられる年収を考えていきましょう。

住宅ローン3000万円を、金利1.4パーセント(固定金利)、返済期間35年で借り入れたとします。
すると、毎月の返済額は、約9万円、年間の返済額は、約108万円となります。
返済負担率を20パーセントとすると、目安となる年収は、108万円÷20パーセント=540万円となります。
返済負担率を25パーセントとすると、目安となる年収は、108万円÷25パーセント=432万円となります。

以上より、3000万円を借り入れるには、最低でも年収400万円、500万円強の年収があれば無理なく返済していけるであろうということがわかりました。

しかし、以上の年収は、あくまで無理なく返済していける目安であり、3000万円の借り入れ自体は、年収が350万円程度あれば審査を通過することが多くあります。

□3000万円の住宅ローンを無理せずに返済するコツ

ここでは、3000万円の住宅ローンを無理せずに返済するコツを2点紹介します。

*頭金を増やす

住宅ローンを借り入れる際は、同時に頭金を支払うのが一般的です。
頭金とは、自己資金で先に支払う住宅の購入価格の一部を指します。
頭金を払うメリットとして、住宅ローン借入額を減られるといったことが挙げられます。
住宅ローンの借入額を減らすと、その分利息分も減るので、支払総額を抑えられます。

頭金の平均は、住宅の購入価格の20パーセントとなっており、資金に余裕があるならばそれ以上の割合を支払うと良いでしょう。

*まとめて返済する

住宅ローンの返済方法に、繰上げ返済というものがあります。
繰上げ返済でまとめてローンを返済することで、利息分を減らすことが可能となります。

□まとめ

今回は、住宅ローンを借り入れて3000万円の家を建てるのには、年収がいくら必要かについて解説しました。
住宅ローンを借り入れる際は、無理のない返済計画を立てましょう。
何かわからないことがある方や、注文住宅をお考えの方は、当社にご相談ください。

家づくりをお考えの方必見!耐震等級の基準についてご紹介!

住宅を建てる際に耳にする耐震等級についてどの程度ご存じでしょうか。
耐震等級とは、建物の強度を、等級によって分類して表示する方法です。
今回は、耐震等級について、その基準や、理解しておきたい点について解説します。
ぜひ参考にしてください。

□耐震等級の基準とは

耐震等級は、3つの等級に分けられています。
それぞれの耐震等級の詳細は以下の通りです。

耐震等級1は、建築基準法で定められている、最低限の耐震性能を表します。
具体的には、数百年に一度の地震(震度7程度)に対して倒壊しない、数十年に一度の地震(震度5程度)に対して損傷しない程度の耐震性能であるとされています。
一般的な戸建て住宅などが、等級1となっています。

耐震等級2は、耐震等級1と比べて1.25倍の強度を持つとされています。
公共施設である学校や病院などが、等級2となっています。

耐震等級3は、耐震等級1と比べて1.5倍の強度を持つとされています。
大地震の際に役割を果たす、消防署や警察署などが、等級3となっています。

□耐震等級について理解しておきたい点

*耐震等級の調べ方

耐震等級を調べる方法は、大きく分けて2つのパターンがあります。

1つ目は、住宅性能評価書を確認することです。
住宅性能評価書とは、地震等級を含めた、さまざまな住宅の性能についてまとめられた書類です。
新築の場合は、工務店などに申請することで評価書の取得が可能となります。
この際、別途手数料がかかることを覚えておきましょう。

建売住宅や中古住宅の場合は、不動産会社に申請することで、評価書の取得が可能です。

2つ目は、耐震診断を行うことです。
住宅性能評価書の制度は、2000年以降に始まったものなので、2000年より前に建てられた建物の評価書を得るためには、耐震診断を行う必要があります。
耐震診断の相場は、10万円から20万円となっています。

*耐震等級は自分で選べる

先ほど一般的な戸建住宅の耐震等級は1であると述べましたが、実は、耐震等級は新築の場合、建物の種類に関わらず自分で選ぶことが可能です。
しかし、耐震等級を上げれば地震による倒壊のリスクが下げられる反面、建設費用が上がり、間取りの自由度が下がってしまうことを覚えておきましょう。

□まとめ

今回は、耐震等級について、その基準や、理解しておきたい点について解説しました。
今回の情報を参考にして、地震に備えた家づくりを目指しましょう。
何かわからないことがある方や、注文住宅をお考えの方は、当社にご相談ください。

建売住宅と自由設計の違いとは?家づくりをお考えの方必見です!

住宅の建築や購入をお考えの方は、「建売住宅」や「自由設計」、「注文住宅」といった言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
特に、自由設計と注文住宅は、同じ意味であると思っている方も少なくありません。
そこで今回は、建売住宅と自由設計、注文住宅の違いについて解説します。
ぜひ参考にしてください。

□自由設計と建売住宅の違い

*建売住宅とは

建売住宅とは、間取りや外装などが、全て決まった状態で販売されている住宅を指します。
また、建物と同時に土地もセットで購入する形になります。
そのため、土地と建物を別々で購入するよりも価格が低くなります。

*自由設計とは

自由設計とは、決められたプランの中から、希望する間取りを選べる住宅を指します。
また、自由設計は、多くの場合が建売住宅と同様に、建物と土地を同時に購入します。

流れとしては、住宅を建設する前に、決められた土地と決められた外装や構造のもとで、間取りをいくつかのパターンから選択し、建設を始めるといった順番になっています。

また、価格としては、建売住宅より少しは価格が上がりますが、大きな差はありません。

*注文住宅とは

注文住宅とは、間取りだけでなく、住宅の外装や構造、立地まで全てにおいて自由に設計できる住宅を指します。
大抵の場合、土地の購入と建物の購入は別々で行います。
そのため、建売住宅や自由設計と比べて、価格が高くなります。

□自由設計で気をつけること

ここでは、以上の3種類の住宅から、自由設計を選択する場合に気をつけることを2点紹介します。

1点目は、注文住宅と比べると自由度が下がる点です。
自由設計は、自由という名前が付いていますが、一般的には自由に選択できるのは間取りのみです。
建物の外観や素材など、間取り以外も自由に選びたいという場合は、注文住宅を検討してみましょう。

2点目は、間取りの変更の度合いによってはコストがさらにかかる点です。
先ほど、自由設計は建売住宅と比べて大きな価格差はないと述べました。
しかし、間取りを大きく変更した場合や、ロフトなどの間取りのオプションを追加した場合などは、コスト差が大きくなってしまうことを覚えておきましょう。

□まとめ

今回は、建売住宅と自由設計、注文住宅の違いについて解説しました。
それぞれの住宅の特徴を理解して、満足のいく住宅購入を実現させてください。
何かわからないことがある方や、住宅の設計をお考えの方は、当社にお気軽にご相談ください。

鉄骨造住宅と木造住宅の違いについて解説します!

「注文住宅を検討しているが、鉄骨造と木造で悩んでいる」
「鉄骨造住宅と木造住宅の違いを知りたい」
このようなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか。

そこで今回は、鉄骨造住宅と木造住宅の違いについて、それぞれの特徴やメリットを解説します。
ぜひ参考にしてください。

□鉄骨造住宅と木造住宅の特徴

*鉄骨造住宅の特徴

鉄骨造住宅の大きな特徴は、住宅の柱などの主要構造部に、鉄骨が使用されているということです。
また、鉄骨造住宅には「軽量鉄骨造住宅」と「重量鉄骨造住宅」の2種類があります。
軽量鉄骨造住宅は、厚さが6mm以下の鋼板からなる鉄骨で造られた住宅で、一般的に一戸建て住宅はこちらに該当します。
重量鉄骨造住宅は、厚さが6mmを超える鋼板からなる鉄骨で造られた住宅で、マンションやビルなどの大型の建物が該当します。

*木造住宅の特徴

木造住宅の大きな特徴は、住宅の柱などの主要構造部に、木材が使用されているということです。
木造住宅は、日本の風土に合った造りをしており、古くから日本の住宅の構造として採用されています。
また、現在、日本の住宅の約9割が、木造住宅であると言われています。
使用される代表的な木材の種類は、スギやヒノキなどが挙げられます。

□鉄骨造住宅と木造住宅のそれぞれのメリット

鉄骨造住宅のメリットとして、以下のものが挙げられます。

1点目は、柱や壁を減らせることです。
鉄骨造住宅は、鉄骨が頑丈であるという点から、木造住宅と比べて建物をささえる柱や壁の数を減らせます。
柱や壁の数を減らすことによって、開放感のある内装を実現できます。

2点目は、燃えにくいということです。
鉄骨造住宅は、万が一、火災が発生してしまった際、木造住宅と比べて炎が燃え広がりにくくなります。
また、火災保険が安くなるケースが多くあります。

木造住宅のメリットとしては、以下のものが挙げられます。

1点目は、湿度を保って快適に過ごせることです。
木材には、湿度が高いときには湿気を吸い、湿度が低いときには湿気を放出するといった、湿度を調整する性質があります。
この性質から、木造住宅では、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせます。

2点目は、断熱性が高いことです。
木造住宅は、鉄骨造住宅に比べて断熱性が高くなります。
断熱性が高いことによって、夏は暑く、冬は寒くなりすぎることを防げます。

□まとめ

鉄骨造住宅と木造住宅の違いについて、それぞれの特徴やメリットを解説しました。
住宅を建てる際は、ご自身の目的に合った構造を選びましょう。
何かわからないことがある方や、注文住宅をお考えの方は、当社にご相談ください。

家事動線の考え方とは?家事動線が考えられた間取りもご紹介!

皆さんは動線という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
動線とは、建物の中を人が自然に移動するときの経路を、線で表したものを指します。
また、住宅の設計において、移動しやすい動線を考えることを、動線計画と言います。
今回は、動線の中でも特に、家事における動線である家事動線の考え方と間取りについて解説します。

□家事動線の考え方

家事動線とは、その名の通り、洗い物や洗濯などの、家事を行う際の動線のことを指します。
家事動線を考えて住宅を設計することで、家事を楽に行える家づくりを実現できます。

では、具体的に家事を楽に行える動線とは、どのようなものでしょうか。
家事動線を考える際に、意識すると良いこととして、以下のポイントが挙げられます。

・移動距離を短くする
・段差などの上下の移動を減らす
・部屋の移動などの左右の移動を減らす

以上のポイントを押さえることで、無駄な動きを減らし、家事を効率よく、楽に行えるようになります。

□家事動線が考えられた間取り

*キッチン周り

料理をする場合を考えてみましょう。
料理の手順は基本的に、冷蔵庫から食材を取って、キッチンで調理、食器棚からとった食器に料理を盛り付け、食卓に運ぶといった流れです。
また、電子レンジや炊飯器などの家電を同時に使用することが多くあります。
そのため、料理の際に使用する家電や家具を、できるだけ固めて配置すると良いでしょう。

キッチン周りでは、複数の家電を使用するため、コンセントを忘れずに設置しておきましょう。

洗い物をする際も同様に、家事効率を考えると乾いた食器を収納する食器棚が近くにある方が良いですね。

*洗濯周り

洗濯の手順は、洗濯機を回して、洗濯物を干して取り込むといった流れです。
この流れをスムーズに行うために、洗濯は全て同じ階で行ったり、収納場所を近くに設置したりすることをおすすめします。

*収納周り

収納の工夫として、使用頻度に応じて収納スペースの形や場所を変えるといったことが挙げられます。
例えば、使用頻度の高いものは、収納スペースに扉を設置せず取り出しやすいように、使用頻度が低いものは押し入れや屋根裏部屋などに長期間収納するといった工夫をすると良いでしょう。

□まとめ

今回は、家事動線の考え方と間取りについて解説しました。
家事動線を考えた家づくりを行い、家事を効率的に進められるようになりましょう。
何かわからないことがある方や、注文住宅をお考えの方は、当社にご相談ください。

変動金利と固定金利の違いとは?それぞれに向いている人の特徴についても解説!

住宅を購入するとき、多くの方は住宅ローンを借り入れます。
この住宅ローンを借り入れる際に、金利を大きく分けて「変動金利」と「固定金利」の二つから選ぶことになります。
今回は、「変動金利」と「固定金利」の違い、またそれぞれの金利がおすすめの方の特徴について解説します。
ぜひ参考にしてください。

□変動金利と固定金利の違い

「変動金利」とは、その名の通り、金利が変動する住宅ローンを指します。
変動金利は、経済動向に応じて、一般的には年2回の金利の変動があります。
また、変動金利は、固定金利に比べて住宅ローン借り入れ時の金利が少し低いという特徴があります。
しかし、金利が変動するので、経済動向によっては固定金利よりも金利が高くなってしまうリスクを伴っています。

「固定金利」とは、変動金利とは反対に、金利が変動せずに一定である住宅ローンを指します。
固定金利は、変動金利に比べて金利が少し高くなりますが、金利の変動リスクを避けられます。
また、固定金利は金利が一定ですが、固定期間が長ければ長いほど金利が高くなります。

さらに、固定金利には「期間選択型」と「全期間固定型」の2種類があります。
「期間選択型」は、金利を固定する期間を決めて、期間が終了すると変動金利に移行、あるいは固定金利を継続することを選べる方法です。
「全期間固定型」は、ローンを返済し終えるまでの全期間を固定金利とする方法です。

□変動金利と固定金利それぞれがおすすめの方の特徴

*変動金利がおすすめ方の特徴

変動金利がおすすめの方の特徴としては以下のものが挙げられます。

・資金に余裕がある
・金利の変動をこまめにチェックできる
・借り入れ期間が短い
・借り入れ金額が小さい

*固定金利がおすすめの方の特徴

固定金利がおすすめの方の特徴としては以下のものが挙げられます。

・資金に余裕がない
・金利の変動をこまめにチェックすることが難しい
・借り入れ期間が長い
・借り入れ金額が大きい

また、子育てなどのためにしばらくは返済額を一定にしておきたい場合は「期間選択型」を、長期間一定の金額を返し続ける方が楽な場合は「全期間固定型」を選ぶと良いでしょう。

□まとめ

今回は、変動金利と固定金利の違い、またそれぞれの金利がおすすめの方の特徴について解説しました。
今回の情報を参考にして、借り入れの特徴や、返済計画に合わせた金利を選択しましょう。
また、何かわからないことがある方や、注文住宅をお考えの方は、当社に気軽にご相談ください。

住宅性能を評価するための住宅性能表示制度とは?等級についても解説します!

みなさんは、住宅性能表示制度という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
住宅によって、耐久性や防犯性など、様々な性能が異なります。
それらの性能をまとめて表示する制度を住宅性能表示制度と呼びます。
今回は、住宅性能表示制度の概要とその等級について解説します。
ぜひ参考にしてください。

□住宅性能表示制度について

住宅性能表示制度とは、先ほども述べたとおり、住宅の様々な性能についてまとめて表示する制度を指します。
具体的な項目は以下の通りです。

・構造の安定に関すること
・火災時の安全に関すること
・劣化の軽減に関すること
・維持管理・更新への配慮に関すること
・温熱環境に関すること
・空気環境に関すること
・光・視環境に関すること
・音環境に関すること
・高齢者等への配慮に関すること
・防犯に関すること

住宅性能表示制度のメリットとして、以下の2点が挙げられます。

1点目は、さまざまな手続きがスムーズに行える点です。

住宅の性能を項目ごとに可視化することで、住宅の売買契約の際や、何かトラブルが起こった際の手続きなどがスムーズに行えます。

2点目は、住宅ローンを組む際の費用や、保険料が減額される場合がある点です。

住宅性能表示制度によって示される性能が高い場合は、住宅ローンの手続き費用や各種保険料が減額されることがあります。

例えば、断熱性が優れていれば火災保険料が、耐震性が優れていれば地震保険料が減額されます。

また、住宅性能表示制度によって、住宅ローンを組む際の手続きが一部免除されて、その分の費用を抑えられることがあります。

□住宅性能表示制度の等級について

住宅性能表示制度では、住宅の各性能が等級によってランク分けされています。

今回はその中の1つ、構造の安定に関係する、耐震等級を紹介します。

耐震等級は、その名の通り地震に対する耐久性を示す等級です。
耐震等級は、1〜3の3段階あり、一般的な戸建ては1、公共施設が2、警察や消防署が3となっています。

具体的な強度に関しては、等級1は、数百年に一度の地震(震度7程度)に対して倒壊しない、数十年に一度の地震(震度5程度)に対して損傷しない程度の耐震性能であるとされています。
等級2は等級1の1.25倍、等級3は等級1の1.5倍の強度となっています。

□まとめ

今回は、住宅性能表示制度の概要とその等級について解説しました。
住宅性能表示制度を活用して、理想の家づくりに一歩近づいてください。
何かわからないことがあった方や、注文住宅をお考えの方は当社にご相談ください。