リビング階段のメリットとデメリットをご説明します!

家づくりをお考えの方で、どこに階段を設置するか悩んでいらっしゃる方も多いと思います。
最近よくある、リビングに階段を設置することは、メリットもありますが、デメリットもあります。
そこで、今回はそのメリットとデメリットを紹介します。
検討されている方はぜひ参考にしてみてください。

□リビング階段のメリットとは

まずはリビングが広く感じられることです。
リビングに階段があると、1階と2階が、1つの空間のようになります。
それによってリビングを広く見せられます。

また、階段を別に作った場合、余計にスペースをとってしまいます。
しかし、リビングのスペースに階段を持ってくることで、スペースを有効活用することができるため、その分リビングを広くすることができます。

次に子育てや介護がしやすいことです。
小さい子供や老人は階段で転倒してしまう恐れがあります。
リビングは家族が集まるため、リビング内に階段があれば、階段の上り下りを見守りやすくなります。

次は家族のコミュニケーションが増えることです。
リビング階段を設置すると、2階へ上がる際にどうしてもリビングを通る必要がでてきます。
顔を合わせる場所が必然的にできることによって、家族のささいな変化にも気づけます。

□リビング階段のデメリットとは

1つ目はニオイや音が2階へ流れやすい点です。
リビング階段を設置することで、1階と2階がつながった空間になるため、1階で発生したにおいや音が直接2階へ流れてしまいます。
そのため、状況に合わせて通常よりも配慮する必要がでてきてしまいます。

2つ目は冷房や暖房が効きづらくなってしまうことです。
においや音が流れやすいのと同様に、冷房や暖房も上階へ流れてしまいます。
そのため、なかなか冷暖房の効果が効くまでに時間がかかってしまう可能性があります。
それにより光熱費が通常よりかかってしまうことがデメリットと言えます。

3つ目は一人の時間が作りづらいことです。
家族でコミュニケーションをとりやすいという事は裏を返せば1人の空間が少ないということです。
最も困るのが来客時です。
そのため、来客が多い家庭であれば、間取りに工夫が必要になってくるでしょう。

□まとめ

今回はリビングに階段を設置した際のメリットとデメリットを紹介しました。
メリットはリビングを広く見せられ、家族間のコミュニケーションがとりやすくなる点です。
デメリットは1階で発生した音や熱などが2階に流れやすく、プライバシーが確保しづらい点です。
注文住宅をお考えの方はぜひ当社までお問い合わせください。