マイホームは本当に必要か?マイホームを所有するメリットとデメリットをご紹介!

皆さんはマイホームをお持ちですか。
マイホームをご検討中の方で、本当にマイホームを建てて良いのか悩んでいる方もいらっしゃると思います。
人生において、マイホームを建てることは一大イベントになるほどの大きな選択肢なので、慎重に決めたいですよね。
今回は、マイホームを所有するメリットとデメリットをご紹介します。

□マイホームを所有するメリットとは?

マイホームの大きなメリットは、資産になるところです。
場合によって必要な時は売却も可能であり、住宅ローンを完済すると、経済的負担が軽減されます。
老後、退職すると考えても家賃を払わなくて済むということで気が楽になるでしょう。

また、それだけでなく自分が必要でなくなった時は子どもに渡すのもありですし、売却もできます。
建物の価値があまり下がらない場合は、返済途中で売却しても利益になる場合もあります。

アメリカでは人生で5回、6回家を買い換えるのが主流であり、できるだけ高く売って次の家を建てていくというサイクルです。
自分の家なので好きなタイミングでリフォームもできます。
気が変われば自分の好きなように作り替えられるのもメリットです。

□マイホームを所有するデメリットとは?

デメリットとしてあげられるのは、ライフスタイルの変化に対応しにくいという点です。
転勤や家庭環境など、その時に応じたライフスタイルがありますが、1度建ててしまうと柔軟な住み替えは難しいでしょう。
また、近隣のトラブルや周辺の環境に問題があっても安易に引っ越せません。
売却は可能ですがすぐに住み手が見つからないこともあるので、賃貸に比べて労力が大きいです。

そのほかに、固定資産税や修繕費などは自己負担のため、金銭面の負担も少ないとは言えません。
定期的にかかる費用ももちろんありますが、ほとんどの方が組む住宅ローンの返済にも頭を悩まされないようにローンを組むのをおすすめします。
このように、マイホームを所有するデメリットとしては、勤務地が変わった時や近隣のトラブルがあっても安易に引越しができないこと、メンテナンスの責任や返済のリスク等が挙げられます。

□まとめ

メリットとデメリットのどちらにより共感するかによってマイホームが必要かどうかを判断できるでしょう。
資産が欲しいという方や老後の負担を少しでも軽くしたいという方はマイホームを建てることをおすすめします。
一方、転勤する可能性がある方や、安易に引越しができる環境がいいという方には賃貸をおすすめします。

ランニングコストがかからない家づくりについて解説します!

皆さんはどのくらいランニングコストを払っていますか。
ランニングコストについて知らない方もいらっしゃると思います。
今回は、ランニングコストについてや、ランニングコストを抑える方法についてご紹介します。
皆さんのランニングコストも抑えられるかもしれません。

□家にかかるランニングコストとは?

ランニングコストとは、住宅ローン以外に毎月かかる費用のことです。
まず、最初に思い浮かぶのは光熱費だと思います。
低燃費の家を作ることで光熱費を削減できます。
修繕費は、家の壁が剥がれた時や塗装が落ちてきてしまった時にかかる費用のことです。

サイディング外壁の場合、壁の老朽化によって修繕が必要になりますが、200万〜300万ほどが目安です。
5年に1度行うのがベストだと言われているシロアリ除去は、1回につき20万〜25万ほどかかります。

ランニングコストの中でも最もかかるのが、建て替え費です。
日本の住宅の平均寿命は30年ほどなので、30歳で家を建てた場合、60歳で家を建て替えなければいけません。
ローン保証料や火災保険などの初期費用を抑えられても、ランニングコストがかかってしまうと意味がなくなってしまいます。

□ランニングコストを抑える方法について

最も効果的なランニングコストの抑え方は、光熱費を抑えることです。
夏によく使用するエアコンや冬に欠かせない暖房は、電気代の半分ほどを占めます。
エアコンの電気代を抑えるためには、家の断熱性を高めると良いでしょう。

断熱には、柱と壁に断熱材を入れて室内の断熱性を内側から高める内断熱と、住宅を外から覆って断熱する外断熱があります。
毎月の光熱費が高くて困っている方は、ぜひ断熱材を取り入れてみてください。

光や風の入り方を工夫することで光熱費を抑えるのも可能です。
全ての部屋が中庭に面するように設計すると光と風を取り入れられるため、エアコンの使用頻度を抑えられるでしょう。
しかし、風が行き渡りやすい分、室内の温度が維持されにくくなる場合もあるので注意しましょう。

また、部屋数を少なくすることでメンテナンス費用や電気代は抑えられます。
部屋数が多いと、その分電気代がかかってしまいます。

□まとめ

今回は、ランニングコストがかからない家づくりについてご紹介しました。
家に断熱材を入れてエアコン代を抑えたり、部屋数少なくしたりすることで光熱費をカットできます。
これを機に、皆さんが今払っているランニングコストを見直してみてはいかがでしょうか。

注文住宅をお考えの方へ!木造住宅の湿気対策をご紹介!

室内がジメジメしていると不快に感じますよね。
室内に湿気がたまりやすいと、不快感があるのはもちろん、住宅にも様々な悪影響を及ぼします。
今回は、木造住宅において湿気がたまる原因と湿気対策のポイントをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

□木造住宅に湿気がたまる原因をご紹介!

木造住宅に湿気がたまる原因は大きく5つあります。
1つずつ解説するので、参考にしてみてくださいね。

1つ目は、雨水の浸入です。
屋根や壁のヒビなどから雨水が浸入することで、雨漏りが発生してしまいます。
最近の住宅は、一昔前の住宅より造りが良くなっていることもあり、目に見えて分かるような雨漏りは少なくなりました。
しかし、気がつかないうちに雨水が浸入して、構造部材が傷んでしまうこともあるので、注意が必要です。

2つ目は、室内から浸入する水分です。
台所や浴室、洗面所などで使う生活水が木材を濡らしたり、ひび割れが起こった目地から浸入したりして、室内が多湿になることがあります。

3つ目は、地盤から上がってくる「湿気」です。
当然ですが、地面には少なからず水分が含まれています。
地表の水分が水蒸気となって床下部材へと上昇し、床材の腐朽の原因となる可能性があります。

4つ目は、生活空間から発生する湿気です。
人の汗や室内干しによって発生する水蒸気も侮れません。
人は1日に500~1500mLの汗をかくと言われています。
換気をこまめに行う、晴れている日は外で洗濯物や布団を干すといった工夫をして、室内空間に湿気がたまらないようにしましょう。

5つ目は、家の外から浸入してくる湿気です。
床下換気口は、本来、床下の風通しを良くし湿気を外部へと排出する役割があります。
しかし、逆にここから湿気が侵入してしまうケースがあります。
換気口から外気に含まれる湿気が浸入してしまうことで、床下空間に湿気がたまり、床下部材の腐朽に繋がります。

□木造住宅における湿気対策のポイントをご紹介!

新築住宅の湿気対策のポイントは3つあります。

1つ目は、ベタ基礎で地面の湿気をシャットアウトすることです。
ベタ基礎は、新築住宅の床面全体をコンクリートで固める工法のことです。
コンクリートで地面を覆うため、地表から上がってくる湿気をシャットアウトし、床材の腐朽やシロアリ被害を防止できます。

2つ目は、高気密と換気システムです。
室内の空気を隅々まで効率よく入れ替えるには、隙間のない高気密と換気システムが欠かせません。

3つ目は、断熱性を高くすることです。
断熱材を十分に施工したり、断熱性の高い窓ガラスやサッシを使ったりすることで、結露を防止できます。

□まとめ

本記事では、木造住宅において湿気がたまる原因と湿気対策のポイントをご紹介しました。
本記事が、新築木造住宅の建設をお考えの方の参考になれば幸いです。
注文住宅をお考えの方は、ぜひお問い合わせください。