本当に地震に強い家とは!?

13日の深夜に東北で発生した地震では

沢山の方々が被災されました

心よりお見舞い申し上げます

さて近年は大地震が頻発しており

いつどこで大きな地震が発生するか分からないのが現状です


【地震に強い家】


そこで住宅を建てる技術者として何が出来るのか?

やはり地震に負けない家族を守る家づくりです!

地震に強い家と言うと第一に「耐震性」が重要になりますね

最近はよく耳にするかと思いますが

耐震等級が1から3までと分かれております

簡単に説明しますと下記の様な内容になります


【耐震等級1】(建築基準法の耐震性能を満たす水準)

・数百年に一度程度の地震(震度6強から7程度)に対しても倒壊や崩壊しない


・数十年に一度発生する地震(震度5程度)は住宅が損傷しない程度

※建築基準法ギリギリに設定されている場合には、震度6~7程度の地震に対して損傷を受ける可能性がありますのでご注意ください。


【耐震等級2】

・等級1で想定される1.25倍の地震が起きても耐えられる

※主に学校や病院などの耐震性能が等級2です。


【耐震等級3】

・等級1で想定される1.5倍の地震が起きても耐えられる

※主に消防署や警察署など防災の拠点となっている建物は等級3です。

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今では耐震等級3をクリアしている住宅も増えて来ていますね

当社も耐震等級3相当の家づくりをスタートしています

これには設計の段階から耐震チェックが必要になります


当社ではプラン作成の時に耐震性能も確認しています

プラン図面をCADソフトで作成しながら同時に

耐力壁の配置計画も行っております

これは設計者の勘に頼るではなく

耐震チェックをしながらプランを作成する事が出来るので

実際に構造計算をした時に「耐震等級3をクリア出来ない!?」

というミスを防ぐ事が可能なのです

【棟梁の勘は根拠が無い・・・】


昔は腕の良い大工の棟梁に任せれば安心して

強くて良いが建つと思っていましたよね?

長く続く工務店で良い大工さんが居るから安心できる!

と思っていましたよね?

確かに良い家は建ちます!

しかし耐震性能の確保は話が別なのですね

耐震等級3をクリアして根拠を示すためには

構造計算が必要なのです

それも本当の意味で構造計算は許容応力度計算なのです

誤解を招く様な表現で壁量計算の事を

構造計算と謳っている工務店さんもちらほら・・・


当社では耐震等級3相当を提供する場合には

許容応力度計算によって確認します

プランによってはクリア出来ない場合もあります

その場合は制震システムや免振システムで対応も可能です

地震に強い家をご検討のお客様は是非当社にご相談下さい!

お任せください!